歯周病とは

歯周病は、以前は歯槽膿漏(しそうのうろう)と呼ばれていました。
現在では歯周病という呼び名の方がお耳に近い名前だと思います。

歯周病ってどんな病気?

歯の表面に付いた歯垢の中のバクテリアが、歯と歯ぐきの境目から侵入し、歯を支えている組織に炎症を起こしながら次々に破壊し、ついには骨まで溶かしてしまう病気です。
そして、悪化すると歯を失うことにもなります。
この病気はかなり症状が進むまで痛みを伴わないので、気づいたら手遅れ(歯を失う)という場合も多く見られます。早めの治療と予防に心がけるのが最大の回避策です。

歯とハグキの境目には沢山のバイキンがいます。
バイキンは中に入ろうとして歯周組織を攻撃します。

体の方は免疫力で防御しますが、防御力を超える数のバイキンが来ると体の方が負けてしまいます。

ですから、体が防御出来る数にバイキンをコントロールする事が歯周病予防のポイントです。

歯を支えているモノを「歯周組織」と言います。

歯周病は歯周組織を壊すものでそのままにしておくと体の健康にまでも影響があります。
予防と早めの治療が大変有効で大切なことです。

予防の最善策としては歯石を取り除くことです。
半年に一度くらいは歯石を取りにいらしてください。

またその時に歯の健康チェック(虫歯はないか等)を一緒にすると良いと思います。

体の健康と歯の健康は密接な関わりがあります。
歯周病を予防し、いつまでも自分の歯で美味しい食事をしたいものですね。